考え方のクセを直してうつを和らげる認知療法。カウンセリングを受けながら実践していく様子をつづります。


by counselingk

もう「うつ」にはなりたくない

僕が30代前半の頃、会社に行くのが辛くなり心療内科で「抑うつ状態」と診断された後に購入した本です。うつに関する本は数多くありますが、この本は本人の辛い気持ちを一番わかってくれるような気がしました。

冒頭に「うつ病になぜかかるのか」という問いかけがあります。一般的には「もとから性格に問題があるからうつ病になるのではないか」と思われがちですが、著者は「うつ病はしっかりしている人がかかる。もっと言えばしっかりした性格が裏目に出て生じる」と語ります。

第二章 症例からうつ病をみる では実際の患者さんの症例を物語風にアレンジして書かれています。41歳女性小学校教師のAさん、49歳男性商社マンBさんの話は典型的な症例なので「ああ、ここは自分にもあてはまる」という共感を持ちながら読みました。

うつという病気を理解する上で、本人はもちろんご家族や周囲の方にも読んでいただきたい1冊です。

【目次】
・症例からうつ病をみる
・うつ病をどう診断するか
・誰しも陥るウツとうつ病はどう違う?
・うつ病の治療メニュー
・うつ病にかからないための性格改造法
ほか

もう「うつ」にはなりたくない―うつ病のファイルを開く
野村 総一郎
4791103351


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by counselingk | 2014-11-05 05:00