考え方のクセを直してうつを和らげる認知療法。カウンセリングを受けながら実践していく様子をつづります。


by counselingk

否定的な自動思考を合理的思考に置き換える

さてカウンセリングは4回目になります。

今回は正月明けに気持ちが大きく落ち込んでしまい、連休をはさんで5日間会社を休んでしまったことについて話し合いました。

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<状況>
朝起きて、心がからっぽになったような虚無感を感じる。気持ちのふんばりが効かない様な感覚。

<自動思考>
もうダメだ。死にたい。仕事を続けることはできない。認知療法をやっているのにうつがひどくなった。効果が無いのかもしれない。

<行動>
家内から会社に電話をしてもらい、会社を休んだ。

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僕「今回気持ちが落ち込んだ直接の原因がわからないんです・・・」

カウンセラー「今までも周期的に調子がいい時期(1年ぐらい)とうつの時期(半年)を繰り返していますよね。今までのサイクルからすると来るべきものが来た、と考えるのが妥当ではないでしょうか。ところで数年前にうつで休職したとき、前回うつで会社を休んだ期間はどれぐらいでしたか?」

僕「休職した時は半年。1年前にうつになった時は10日間会社を休みました」

カウンセラー「今回は5日間。前回よりも休んだ期間が短いですよね。ということは気持ちの落ち込む度合いも軽かったのではないでしょうか。」

僕「確かにそうですね。調子がよかった時期の途中から認知療法を始めていたこともあって、少し自分を抑え気味にしていた分、今回の気持ちが落ち込む程度も軽かったかもしれません。」

カウンセラー「ということは認知療法の効果があった、ということでしょうか。その結果、前回よりも休む日数が短かった、とは考えられませんか?しかも認知療法はまだ始めたばかり。そういう意味では効果が早く出ていると思います。」

僕「なるほど、そう考えると気持ちが楽ですね。認知療法をはじめてよかったと思いました。そして今回のうつは今までみたいに半年も続かないような気がしてきました。3ヶ月くらいならいいな、それくらいなら辛抱できそうな気がします。」

カウンセラー「今のような考え方が【合理的思考】です。最初の否定的な自動思考を書き換えてみましょう。」

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<自動思考>
認知療法をやっているのにうつがひどくなった。効果が無いのかもしれない。

<合理的思考(現実的思考)>
認知療法は効果があった。なぜなら会社を休んだ期間が前回よりも短かった。

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カウンセラーが言うには、カウンセリング3回行なった時点で、僕の認知療法に対する期待が強すぎる、と感じたそうです。それによって自分の気持ちを高揚させている面もあったのではないか、と。それに対し、正月開けに「認知療法は効果が無い」と考えるのは【白黒思考】(状況を連続体ではなく、たった2つの極端なカテゴリーでとらえること)なんだそうです。

白か黒か、と考えるのではなく、グレーもあるということ。白に近いグレーもあれば、黒に近いものもあります。つまり白と黒の間には無数のグレーが存在することになります。真っ白の状態はひっくり返すと真っ黒になってしまいます。絶好調が続けばやがて絶不調がやってきます。スポーツ選手でも勝ち続けると負けた時に崩れてしまう人が多いそうです。たまに負けておくほうがダメージが少ないのかもしれません。このあたりの感覚は徐々に身につけていければいいな、と思います。

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by counselingk | 2017-10-16 05:00